「今の彼といるとすごく居心地がいいと感じるけど、相手もそう思ってくれてるのかな?」とちょっと考えたことはありませんか?
彼氏との関係を長く保つのに必要な要素の一つでもある「居心地の良さ」。
自分は居心地がいいと思っていても、その居心地の良さに甘えて彼にとっては居心地が悪くなってる…なんてことも!?
男性ってどんな女性に「居心地がいい」と感じるのでしょうか?今回は男性が居心地がいいと感じる相手の特徴を4つの要素にわけてお話していきます。
1.包み込んでくれる
男性は基本的にはマザコンです。
…というとなんとなく拒否反応が出てしまいそうですが、それが度を超すかどうかの違いというだけで、基本的には持ち合わせてるものだと考えてください。
母親のように包み込んでくれる相手に対して、安らぎを感じて居心地がいいと感じるんです。
- 過度にダメ出しをすることなく、失敗・失態を許せる。
- 煩わしいくらいにほめ過ぎない。
- 彼の本性(本質的な部分)や人間らしさを受け入れられる。
「付き合う前はしっかりしてると思ったのに、付き合い始めたら徐々にだらしなくなってきて…」というのも、彼があなたに甘えて本性を出している証拠。
それが自分にとって許せる範囲内であるなら「居心地がいいと感じてるんだ」と思って、優しく母のように見守ってあげるのも一つかもしれません。
もちろん人間として本当にダメな部分は笑って見過ごすこともできないと思いますが(笑)。
2.一緒にいて楽しい
男の人って弱っている女性を見ると「俺が助けてあげなきゃ!」と反射的に思う人が多いそう。もちろんその中には、弱ってる時に優しくして女性を落とそうとする下心男子も含まれます。
そんなワンチャン狙いの男性は特になんですが、実際に長く付き合う相手と考えた時にネガティブで一緒にいて楽しめない女性は避けたいと感じるものです。
- いつも笑顔でいてくれる
- 物事をポジティブに考えられる
- 積極的に提案をしてくれたり、一緒に楽しもうとしてくれる
- 笑うツボ・面白いと感じるツボが一緒
男性は自分の弱いところをなかなかさらけ出すことができない生き物。一緒にいる相手の感情の浮き沈みが激しいと余計に気を許すことができず、次第に居心地が悪くなってしまいます。
いつも笑顔でポジティブでいられるような女性は、一緒にいるだけで自然と元気をもらえますよね。
こういう女性とは、渋滞のような普通なら退屈に感じる時間もなぜかそう感じることがなく過ごせたりもします。
楽しい感情を共有できることは居心地の良さの重要なポイント。価値観が合うと、何気ない出来事で二人で笑い合うことができ、その空間が居心地の良いものに変わっていきます。
3.似てるけど、どこか違う
人は自分とは全く違うものを持っている人に惹かれることがあります。でも、あまりに違いすぎるとどこか相手に近づけなくてはいけないのではないかと考えて、疲れてしまいます。
感性や価値観が近い人とは話をしていてスムーズですし、それでいて少し違った視線を持っている相手であるとそれもやはり面白いと感じます。
- 物事の考え方や視点に芯がある。
- 相手の話を聞いて受け入れる柔軟さがある。
- 知的な会話や議論ができる。
- 新しい発見ができて、お互いに成長できる。
若い頃はどうでもいいような会話をただ楽しいと感じられても、社会に出てある程度歳を重ねてくると中身のある会話ができるかどうかがポイントになってきます。
そういう会話の中からは、今まで想像もしなかったような意外性のある意見が上がったりすることがあり、自然と会話も弾むようになります。
無理をしなくても話題が途切れなかったリ、もっと話したい・もっと意見が聞きたいと感じられるような空間は、居心地のいい空間が出来上がっているということになるでしょう。
4.気が置けない
「気が置けない」の正しい意味ってご存知ですか?「気まずい」と勘違いしている方も多いようですが、本来は「気を使うことなく、気楽につきあえる」という意味なんです。
- 余計な気遣いをせずに何時間も一緒にいられる。
- 言いたいことを言い合ってもあと腐れがない。
- 得意不得意を補い合える。
全く気遣いのない関係は存在しないとは思いますが、ここでいう「余計な気遣い」とは「相手に気を遣わせるような気遣い」のことです。
「意識せずに自然に出る気遣い」と「気遣われていると感じない気遣い」のバランスが取れているかどうかが大切で、そこに偏りがなければ居心地が良いと感じられるでしょう。
これは得意不得意の補い合いにも通じるところがあり、女性が自然にフォローをすることで男性も達成感を感じることができて、「あ、この人といるとなんでもできそう」と考えるようです。
また、お互いに自分の思っていることを素直に伝え合えるのも重要。そこで喧嘩になってしまうのではなく、それをお互いの個性と受け入れて引きずらないようにしましょう。
居心地がいい関係はつくるものじゃない
男性が居心地がいいと感じる女性の特徴を挙げてきましたが、男性側の視点でまとめてみるとこんな感じです。
- 同じ時間を過ごしていてもそれぞれに自由なことができる
- 「頑張って楽しませた」ではなく「なんだか楽しかった」と思える
- 虚勢を張ることなく、心を許して会話ができる
- 駆け引きを必要としないリラックスできる関係
こういう関係を保てると男性もずっと一緒にいたいと感じるようですが、本当の「居心地の良さ」は努力ではつくれないような空気感があるのも事実。
お互いが持つ雰囲気や価値観といった明確には計れない部分で、呼び合うようにして出会う相手が本当に「居心地のいい相手」であったりもします。
そういう相手に巡り合えた場合は、自分が居心地がいいと思っている時には相手も同じように感じていると思っていいでしょう。
当然、男性に居心地がいいと思ってもらうために、自分に足りないところを直そうとすることも大切ですが、自分が無理をしてつくり上げた「居心地の良さ」はいつか窮屈になってしまいます。
居心地のいい関係を「つくる」としたらまずは、「してあげる」という一方的な感情を捨てましょう。
そしてあなたが彼と一緒に、居心地がいい関係を「つくり上げる」ことができますように。