突然ですが、最近誰かとハグしましたか?それはどんなハグでしたか?
嬉しい時はもちろんですが、悲しい・寂しい・悔しい・・・といったマイナスの感情の時は特に、誰かにギュッと抱きしめて欲しくなるものです。
では、マイナスの感情の時にハグして欲しくなるのは、一体どうしてなんでしょう?
それはハグがもたらすある効果が深く関係しています。今回はそんな「ハグの効果」についてお話したいと思います。
ハグの最大の効果は「ストレス解消」
嬉しい・楽しい時と違い、マイナスの感情と一緒に生まれるのはやはり「ストレス」。
ストレスを感じると
- イライラして精神的に不安定になり、感情的になる
- 不安感が生まれ、気分が落ち込んで憂鬱になる
- 注意力や集中力の低下したり、やる気がでない
- 物事に消極的になる
など、どんどん悪い方へ偏りがちになりますよね。そんなストレスを解消する効果期待できるのが「ハグ」なんです。
ハグにはこんな効果があるというデータがあります。。
- 気持ちが安らぐ
- イライラ、怒りが静まる
- 不安が消える、軽減する
- 幸せな気持ちでが溢れて、前向きになる
これって、ストレスを感じた時の症状と真逆ですよね!つまり、ハグには「ストレスの解消にとっても期待できる」ということなんです。
他にもこんなに!ハグの様々なメリット
ストレス解消に大きな期待ができるハグですが、それに伴って他にもまだまだたくさんの良い効果をもたらしてくれます。
1.良く眠れる
ストレスの解消とも関わりがありますが、感情がマイナスに傾いている時には寝つきが悪く、眠れたとしても睡眠が浅いと感じることもありますよね。
ハグをすることで気持ちが落ち着き、自然と眠りに落ちることが出来る場合が多いそうです。
大好きな人に抱きしめられて幸せな気持ちのまま眠りにつけるのは、不眠にとっての一番の処方箋になるかもしれません。
2.連帯感を高められる
チームで何かをする時にも、ハグは役に立ちます。
ハグをすることで焦った気持ちを落ち着かせたり、一緒に頑張ろうと励まし合い、やる気を奮い立たせることができるのです。
もちろん、カップルで何かを乗り越えようという時にも、二人の絆を確かめ合い、強くするのにハグはもってこいです。
3.痛みの軽減
精神面だけでなく、身体的な痛みの軽減にもハグが役に立ちます。
女性特有の痛みといえば、生理痛が挙げられますよね。痛みで辛くてどうしようもない時に鎮痛剤に頼る人も多いですが、気持ちの上で「痛い」と思ってしまっていると、薬を飲んでもなかなか落ち着かないもので。
そんな時に優しく抱きしめてもらえたら、精神的にも落ち着いて、痛みを和らげることにも繋がるんだそうです。
4.病気の予防
ハグは精神面だけでなく、健康面にも効果があると言われており、
- 高血圧
- 心臓病
- 感染症
などの予防にもなるそうなんです。心拍数を安定させたり、血圧を下げてくれる効果がこの病気の予防につながっているのかもしれませんね。
誰でもいいわけじゃない。ハグの効果を高める相手とは?
ハグについての様々な効果を紹介しましたが、ただ闇雲に誰とでもハグをすればいいというわけではありません。
全く知らない相手や好きではない相手と体を寄せあうことは、逆にストレスを感じる原因になりかねません。
あくまでも「大切な人」とのハグによる効果です。
「大切な人」とは、彼氏や旦那さんだけを指すわけではありません。信頼している友達や仕事のパートナーはもちろん、子供やペットだってかまいません。
ハグの効果を最大限に高めてくれる相手は、「自分が安らげると感じる相手」なんです。
ストレス発散のためにその時の勢いに身を任せるのも否定はしませんが、そのことが新たなストレスを招くことがないようにご注意を・・・。
ハグで愛情表現を!
日本人にとって、ハグは今でもまだなじみのないもので、「ハグしたい!」と思ってもなかなか言い出せないのが現実かもしれません。
そんな中、大ヒットしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で「毎週火曜日をハグの日に」と「決め事を肯定」してくれたことで、それをハグをするきっかけに繋げたカップルも多かったんじゃないでしょうか。
ただの決まり事として始めたとしても、それが自分にとって愛しい相手であれば、ギュッとされるだけで無条件に幸せを感じてしまうものです。
また、ハグをすることで、相手との距離もゼロになり、普段なかなか言えないことも素直に言えてしまったりもするみたい。
ハグと共に、感謝の言葉や恥ずかしくてなかなか伝えられない想いを伝えてみてはいかがでしょう?
最初はただの決まり事でも、自分がつらい時・相手がつらそうな時に、自然とハグできるような感系に変われるかもしれませんね。