旦那のことは好きなんだけど、どうしても今日はエッチしたくない。でもせっかくの夜の誘いをバッサリ断るのも気が引けるし…。
今回は、そんな旦那さんとの関係を壊したくない人向けに「夫を傷つけない夜の誘いの断り方」をご紹介します。
男性は意外と繊細です。1回断っただけで思わぬ亀裂が走ることもありますので、これを読んで上手に断れるようになってください。中には断ることで旦那さんともっと仲良くなれる方法も紹介していきます。
ちなみに、「あれ?最近誘われてないな…」という方や「もう旦那さんに誘って欲しくない」と思っている方にも、相手がどんなことを考えているのか深いヒントになるのでぜひ読んでみてください。
気を付けて。こんな断り方は旦那さんを傷つけます!
夫婦とはいえ、女性を誘うことは旦那さんもかなりの勇気が必要です。先程も言いましたが男性は意外と繊細なので、本当にすぐに傷ついてしまいます。傷ついた旦那さんはそのあとどうなると思いますか?
実は、セックスレスになった原因として意外に多いのが、「断られたショックで誘いづらくなった」というもの。今日たまたま気が乗らないだけだったのに、断り方一つで今後のお誘いが無くなってしまう可能性も。
たった1回で?と侮らず、これからの二人のセックスライフのためにも、どんな断り方が男性を傷つけてしまうのか、しっかりと勉強しておきましょう。
あ、もし今からあげる断り方を「やっちゃったことある!」という方はその対策も後からお伝えするので安心してくださいね。
感情的に断る
これはエッチのお断りだけに限らないですよね。
「あー、今日疲れてるから」とぶっきらぼうだったり、明らかにめんどくさそうだったり。ましてや「え?疲れてるんだけどわかんない?」なんて怒ったりなんて言語道断。
女性は頭で考える前に思ったことをそのまま口に出してしまったり、すぐに態度に出てしまいがちなところがあります。
感情を抑えるというわけではなく、咄嗟に出そうになった言葉を一旦飲み込んで、思いやりのある言葉に変換して伝えてみて。
同じ言葉でも、感情の方向を変えるだけで伝わり方も変わってくるものです。
ごまかしたり聞こえないふり
旦那さんがそんな雰囲気を出してる時や、「今日いい?」って聞いてきた時、こんなことしてませんか?
- 背を向けるなど避けるような態度をとる
- 曖昧なことを言ってあやふやにする
- 聞こえないふりをする
- 寝ちゃう・寝たふりをする
こういうごまかしは、「もう自分とはエッチしたくないのかな?」と旦那さんを不安にさせてしまいます。
男性は常に「自分が誰かに必要とされている」と感じていたい生き物。こういうちょっとした不安が、セックスだけでなく夫婦生活の溝にもなりかねないので要注意です。
翌日の仕事や早起きを理由にする
「え?この理由は普通じゃない?」と思いますよね。
確かにちゃんとした理由だし、旦那さんもその時は「それは仕方ないよね」と納得してくれると思います。
でも、実はこれ、優しい旦那さんはあなたのことを気にしすぎるあまり、「明日早かったら申し訳ないな…」と後から遠慮してしまうことになり、その後、誘いにくくなることがあります。
もし旦那さんがあなたのことを大切にしてくれる優しい性格の場合は、気を遣わせないような理由を考えることも必要なのかもしれません。
嫌々な感じで受け入れる
これは分かりますよね。断るのがめんどくさいから「はいはい。」という感じでまるで作業のように嫌々受け入れられたら、旦那さんが傷つくのは当然。
これならこっちのほうがマシとエッチなサイトで一人でコトを済ませたり、風俗・浮気に走る原因ともなります。
表面に出していないつもりでも、夫婦であればセックスを楽しんでいるかは、なんとなく相手には伝わります。
当然ですがお互い乗り気でない状態でのセックスは、「またしたい」と思えなくなってしまう要因にもなります。
そもそもエッチに気が乗らない時ってどんな時?
断らずに済むならそっちの方が夫婦仲も円満。気分が乗らない要因を探って、お断りする回数を最小限に抑えることも大事です。
- 体の不調(疲れている・ストレス・病気・生理や月経前症候群)
- 性欲の減退(ピルなど性欲を下げる可能性のある薬を飲んでいる)
- 子育て
- エッチ自体に抵抗がある(飽きてる・痛い・好きじゃない)
- 実は旦那さんへの愛が薄れてる(好きだと言い聞かせてるだけ)
もしかしたら…と思い当たるものはありましたか?
まずは自分がどうしてエッチしたくないと感じるのかを知り、それを解消する前向きな方法も、ここでは紹介していきたいと思います。では、ひとつずつお話していきましょう。
1.体の不調
風邪気味だったり生理がきてエッチができないのは、分かりやすい原因ですね。
また、日々の生活で疲れやストレスが溜まっていると、どうしても億劫になったり、エッチに集中できないですよね。
女性は一つのことでモヤモヤすると、それを別のところにも引きずってしまいがちです。ストレスや疲れを解消できる趣味やリラックス法などで、重荷を軽くしてみましょう。
原因はわからないんだけど、なんとなく落ち込み気味…という時は、月経前症候群(PMS)の可能性が高いかも。
月経前症候群(PMS)には、下腹部の痛みや頭痛・肩こりなどの身体症状の他に、イライラや情緒不安定・憂鬱感のような精神症状もあります。
症状が出るのは個人差があるようなので、生理前の自分のカラダとココロの状態を毎回チェックしておくのも良いでしょう。
2.性欲の減退
前述の体の不調ともつながりますが、ストレスや睡眠不足も性欲減退の要因となります。
また、避妊や生理の悩みを軽減するために飲んでいるピル(経口避妊薬)も、性欲の減退に関わりがあるとか。
ピルには、女性ホルモンのバランスを整えると同時に、テストステロンと呼ばれる男性ホルモン分泌を抑える効果があるそうで、それにより性欲が減少するケースがあるんです。
中にはピルの副作用による胸の張りや体のむくみを感じて、エッチな気分になりにくいという場合もあります。
また抗うつ剤などにも、同じようにテストステロンを抑える作用が働く薬もあります。
ホルモンバランスが整えば、性欲が戻ることも考えられますが、気になるようでしたらお医者さんや薬剤師さんに相談して、お薬の種類を変えるなどしてみてください。
3.子育て
先程出ていた疲れ、ストレスにも近いですが、そもそも自分の気持ちが一番向いているのは子供。だから旦那さんの相手をしている場合では無いというケースです。
もしくは最中に声や物音で子供が起きてしまうので、ゆっくりできないということもあるでしょう。
愛情のベクトルが子供に全て向いてしまうのは、母として仕方がないこと。
でも、子供のためを考えたら夫婦が円満で居ることも大事なのではないでしょうか?お子さんのためにもどうしたら旦那と健全な夜の生活ができるかを、ぜひ自分と向き合って考えて見てください。
4.エッチに抵抗がある
もともとそんなにエッチが好きではないと話す女性もいますが、その理由を聞いてみると、
- エッチを楽しいと思えない
- 気持ちいいと思ったことがない
- むしろ痛くてイヤ
こんなマイナス要素がたくさん。旦那さんを含めて、今までの経験であまり良いセックスをすることができなかったのかも。
確かに女性からはなかなか自分の意見は言えにくいものですし、仕方ないのかもしれません。
しかし、これは「自分がどうしたら楽しめるか?」「もっと気持ちよくなれるか?」を探求するチャンスとは取れないでしょうか?
痛いだけのエッチなんてもってのほか!エッチは相手と一緒に楽しむもの。相手が気持ちよくなるためにどうすればいいか、自分が気持ちよくなるためにどうして欲しいかをちゃんと伝えあえる関係を築くことが重要。
確かに一度や二度の関係しか無い男性には、自分の意見が言えないというのも分かりますが、旦那さんはこれから一生付き合うことになるパートナーです。
エッチの最中はもちろん、日ごろからエッチに関してオープンに話せる関係を旦那さんと作ってみてはいかがでしょうか?だって夫婦の性生活に恥ずかしいことは何も無いんですから…。
5.旦那さんへの愛が薄れている
「旦那のことは好きなんだけど」・・・確かにこの記事の冒頭でそう言いましたが、本当にそれは間違いありませんか?
関係を崩したくなくて言い聞かせてるだけではないですか?それとも、好き(愛情)の形が変わってきているということはないですか?
変化を恐れて現状維持を好むのは人間というもの。認めないことで現実から目を背けてしまうのも仕方ありません。
だけど、自分の気持ちの変化を認めることも前に進む第一歩です。
エッチな関係として見れなくなりつつあるだけで、嫌いではない・一緒にいたいのであればまだ大丈夫。
改めて旦那さんの良いところを見つけたり、結婚する前のようにデートに行ってみたり。環境を変えて旦那さんと向き合えば、薄れた愛を蘇らせることも可能です。
どうしても愛が薄れてしまったのだったら…これは今回のテーマとは違うのでまた別の記事でお話しましょう。
旦那さんを傷つけずに断る方法
今すぐ断る理由が知りたい!というあなたのために、旦那さんを傷つけずにやんわりとお断りする方法をいくつかお提案します。
今のあなたの気持ちに合うものや、使いやすいもの。何でも構いませんので、状況に合った方法をチョイスしてみてください。
不調を具体的に伝える
体調不良を理由にするのは一番手っ取り早い方法。特に「生理」は一発で男性が納得してくれますが、月に何度も使えないのが難点。
本当に体調が悪い時には、それを素直に伝えるのが一番です。でも「具合悪いから」って一言で済ませたり、「体が重い」のように抽象的だとなかなか相手にも伝わりにくいものです。
出来るだけ具体的に症状を伝えてみましょう。この時、特に使えるのは「腹痛」や「激しい頭痛」です。
「おなかが痛くて苦しい…」「頭がガンガンする」などという理由だと、男性も辛さを想像しやすく、ましてやこれからエッチするなんて厳しいとわかってもらえるでしょう。
時間をずらす・子供と一緒に寝る
これは事前に打つ作戦ですが、どうしても気乗りしない夜は、誘われる前に旦那さんと寝る時間を意図的にずらしてみましょう。家事や仕事を片付けてから寝るので「先に寝てて」と言い、相手が寝るのを待ってから布団に入る方法です。
あとは「子供があなたと一緒に寝たがってたよ」と言って二人の間に入れてしまうことです。この状態ではさすがに難しいですよね。
お預け作戦
マンネリ気味や、セックスが楽しいと思えてない方にオススメなのがこれ。
結婚すると、おうちでセックスが定番になってしまって、なんとなく雰囲気がやる気を削いでしまってることもありますよね。
旦那さんにはセックスしたい気持ちがあることを伝えた上で、

- もっと時間をかけてゆっくりしたい
- たまにはおうち以外のところでしたいな
と提案してみてはどうでしょう?そのままの流れで週末のデートの計画を立てて、「楽しみにとっておきたいな」ってかわいく伝えてみて。
そんなあなたの姿を見て、「これは期待に応えないと!」って彼もきっと次のデートに照準を合わせてくれるはずです。
口や手でしてあげる
エッチまではしたくないけど、旦那さんのことを満足させてあげるとこまでなら…という場合や、生理だからエッチはできないけど、という時にはこの方法も。
男性は、女性を誘う段階ですでにエッチモードに入ってしまっているので、断られたことを頭で理解はできても、やはりガッカリが大きいんだそう。そんな時に

と言われたら…これ結構嬉しいらしいです。
男性にとっては気持ちいい行為でも、女性にとってはちょっと大変だから、男性からは頼みづらいことを提案してあげることで、旦那さんも喜んでくれると思います。
あなたにちょっと余力があるようなら、旦那さんを気持ちよくさせてあげてください。
いっそのことしちゃう
こちらも番外編。断るのも難しいし、どんな言い方しても納得してくれなそうだし…って時の最終手段。
でも、いつも通り手順を踏んでするのは、気分が乗ってないなら苦痛ですよね。だからって嫌々受け入れるのは絶対NG!ここで求められるのはあなたの演技力。前戯もそこそこに

って、旦那さんに即入れおねだりしてみて。
賢い奥様は時短上手!
でも、この方法はあまり多用しすぎないように。演技が身に着いちゃうと、本当のセックスの楽しみ方を忘れてしまいますよ。
いっそのこと風俗に行って
本当にエッチが好きになれない。今はそれどころではない。
そんな場合、もしあなたが許せるのであれば、いっそのこと真剣に旦那さんに「風俗に行ってください」と相談してみてはいかがでしょうか?
実際にパートナーとしては旦那は素敵だけど、性の対象ではないから風俗で処理してもらってるというご夫婦は意外に多くいらっしゃいます。
これもある意味では夫婦の愛情の形。お互い合意の上で避妊さえしてくれれば、問題解決方法の一つであると言えるのでは?
旦那を傷つけない。究極のお断りフレーズとは?
最後の風俗の方法については別ですが、それ以外のすべての方法を試すにあたり、絶対に欠かせない究極の断りフレーズがあります。それは…
「次回の約束」です。
「今日は本当に頭が痛いからできないけど、明日しよ」とか「体調良くなったら、私から誘うから」と、必ず次があることを伝えてください。そしてそれを必ず守ってください。
極端ですが、最初に挙げた旦那さんが傷つく断り方であっても、この「次回の約束」があるだけで、かなり印象が変わる魔法の言葉。

- 本当に疲れてるから、もっと元気な時にしたいんだけど、明日とかでもいい?
- 仕事でしばらく朝早いから、週末にゆっくりしたいな
これならエッチへの前向きさも伝わって、旦那さんも張り切ってくれます。これさえ守れば結論として、理由は素直に伝えてもOKなんです。
要するに伝え方と次の約束。オープンに楽しく話せる関係を作りながら、誠意をもって旦那さんに伝えてみましょう。
お互いの理解を深めることが、より良いセックスライフにつながりますよ!